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メインフレームの最適化
JOPAZが実現するITインフラ最適化とROI向上
JOPAZを使用してCOBOLプログラムを再コンパイルすることで、メインフレームのモダナイゼーションを加速し、システムへの影響を抑えながらIT部門のリソースを創出してデジタルイノベーションを推進する方法をご紹介します。
今日の経営幹部が、絶えずイノベーションを求めるプレッシャーにさらされていることは周知の事実です。デジタルトランスフォーメーションやAI(人工知能)の取り組みには、多大なコンピューティングリソースと資金投資が必要であり、その実現にはレガシーシステムのモダナイゼーションが求められることも少なくありません。多くの企業にとって、それは何十年にもわたって稼働し続けているCOBOLアプリケーションに手を加えることを意味します。
これらのアプリケーションは企業活動を支える基盤ですが、その拡張には、本来であれば成長戦略に振り向けられるはずのリソースが消費されてしまいます。全面的なシステム刷新(リップ・アンド・リプレース)やコンピューティング容量の追加は、一見すると最も効率的なアプローチに思えるかもしれません。しかし実際には、多額のコストと人的リソースを要するうえ、組織の長期的なニーズや収益性の向上に必ずしも適しているとは限りません。また、モダナイゼーションには、増大するクラウドコストや大規模な業務影響が伴うことも少なくありません。一方で、単に処理能力を追加してCOBOL資産をそのまま維持するだけでは、TCO(総保有コスト)の削減にはつながりません。その結果、企業が抱える技術的負債は増え続け、イノベーションは停滞してしまいます。
幸いなことに、イノベーションを推進するために、ミッションクリティカルなアプリケーションを放棄する必要はありません。すでに機能しているシステムを書き換えたり置き換えたりすることなく、より迅速にモダナイゼーションを進め、既存のIT投資の価値を最大限に引き出すことが可能です。JOPAZがどのようにしてメインフレームの価値を高め、メインフレームの処理能力に余裕を生み出し、将来のイノベーションに向けた時間とリソースを確保するのかをご覧ください。しかも、そのすべてをCOBOLコードを1行も変更することなく実現できます。
メインフレーム・モダナイゼーションの課題
IT変革やイノベーションへの要求が高まるにつれ、メインフレームの処理能力拡張や最適化の必要性もますます高まっています。しかし、こうしたビジネスのアジリティ(俊敏性)向上への取り組みは、ミッションクリティカルなレガシーシステムの拡張には多くの時間とリソースが必要であるという現実としばしば相反します。
多くの組織は、数十年にわたり安定稼働しているCOBOLアプリケーションを利用しています。増大するビジネスニーズに対応するため、COBOLの最適化に取り組み、分析ツールの導入や新たな開発者の採用、各種プログラムの活用を進めるケースがあります。また、システムを全面的に刷新する「リップ・アンド・リプレース」戦略を採用したり、より高性能なメインフレームを導入したり、あるいはメインフレーム環境そのものから移行したりする企業もあります。しかし、これらの選択肢はしばしば結果の予測が難しく、管理も容易ではありません。さらに、見落とされがちな大きな代償があります。それは、一度失われると容易に再現・継承不可能な、長年にわたって蓄積されてきた業務知識やアプリケーションに関する知見の喪失です。
COBOLコードを他のプログラミング言語へ変換しようとしているお客様から、「そのプロジェクトを通じて、これまで蓄積してきた知識やノウハウも引き継がれることを期待している」という話をよく耳にします。しかし、ここで重要なのは、「期待すること」はエンタープライズアプリケーションのモダナイゼーション戦略にはならないということです。今こそ、開発者が使い慣れた言語で開発を続けられ、追加の開発リソースを必要としない、より効果的なソリューションを検討すべき時です。
JOPAZで 移行不要のメインフレーム・モダナイゼーションを実現
JOPAZは、開発者が長年培ってきた知識を失うことなく、メインフレームの処理能力を取り戻し、IBM Zならではの高い性能、セキュリティ、信頼性を維持しながら、CPUリソースを節約できるよう支援します。
どのように実現するのでしょうか?JOPAZは、COBOLのソースコードをzIIP対応のJavaバイトコードへ再コンパイルし、高負荷ワークロードを、より効率的なzIIPプロセッサへ再分配します。さらに、Db2へのアクセスをJava側へオフロードすることで、利用負荷の急増(スパイク)を抑え、コストの予測性を高めるとともに、技術的負債の削減を実現します。そのメリットは2つあります。メインフレーム・モダナイゼーションに伴うリスクの低減、そして デジタルイノベーション推進のためのITリソースとシステム処理能力の確保です。
メインフレーム最適化がもたらすビジネス価値
JOPAZのメリットは、メインフレーム戦略とビジネス目標と一致させることにあります。JOPAZによるCOBOLアプリケーションの最適化により、既存のIT投資の価値を最大限に引き出し、次のような効果をもたらします。
- 既存のハードウェア資産を最大限に活用すること
- メインフレームのROI(投資対効果I)を最大化すること
- バッチ処理時間の短縮
- SLAウィンドウの短縮と処理キューに滞留するワークロードの解消
- 同じ時間内でより多くの業務を実現すること
- 開発者がイノベーションに注力できるようリソースを確保すること
- 将来のアップグレードに向けた戦略的な計画を可能にすること(必要なときに必要な処理能力を確保)
JOPAZは、COBOLアプリケーションのリプラットフォームやアップグレードを行うことなく、レガシー環境と最新のDevOpsパイプラインをシームレスに連携させます。これにより、収益を支える既存アプリケーションの価値を最大限に引き出しながら、現在のワークロードを維持し、zIIPの活用による効率化を実現します。
導入事例:JOPAZが実現するメインフレーム・モダナイゼーションのROI
以下は、スマートなワークロード再配分による効果を示すお客様事例です。
大規模なメインフレーム環境と大量のDb2ワークロードを運用する大手エネルギー供給会社は、バッチCOBOLワークロードを処理リソース間で最適に分散することにより、システム運用の効率化を図ろうとしていました。
JOPAZにより、同社はCOBOLのバッチ処理ソースコードをJavaバイトコードへコンパイルし、IBM zIIPエンジンを活用してJVM上で実行しました。その結果、zIIPエンジン1基でバッチCOBOL処理のCPU使用量を76%削減し、2基目を追加した場合には92.9%の削減を実現。しかも、コードや業務ロジックの変更は一切不要でした。この大幅な性能向上により、IT部門は保守業務ではなく事業成長やイノベーション推進にリソースを振り向けることができ、同時に予算面の負担軽減も実現しています。
JOPAZでITインフラを最適化し、ビジネスアジリティを向上
IT環境のモダナイゼーションにおいて、基幹業務アプリケーションを危険にさらす必要はありません。JOPAZによる既存COBOL資産の再コンパイルは、現在活用している開発者や業務ロジックをそのまま維持しながら、システムへの影響を最小限に抑えて処理能力を確保し、IBM Zプラットフォームの価値を最大化します。JOPAZにより、レガシーシステムはもはや課題ではなく、モダナイゼーションを支える重要な資産となります。そして、生成AI、機械学習、ハイブリッドクラウドなどの革新的な取り組みを実現するための強力な推進力となります。
JOPAZがもたらすレガシーシステム・モダナイゼーションの価値をぜひご確認ください。まずは デモをご覧いただき、その効果をご体感ください。