メインフレームの最適化

メインフレームを最適化:IBM Z を安全かつ最大限に活用

ビジネスへの要求が高まるにつれて、メインフレームの汎用プロセッサへの負荷も増大します。メインフレームの最適化は、よりスマートな解決策を提供します。大量のワークロードをメインフレーム内の利用可能なリソースへと賢く再配分することで、AI プロジェクト、高度な分析、新たなイノベーションなどの新しい取り組みのためのキャパシティを、移行やアプリケーションの書き換え、業務中断を伴うことなく取り戻すことができます。

COBOL アプリケーションはビジネスにとって不可欠な存在です。企業の成長に伴い、これらのアプリケーションで用いる汎用プロセッサ(以下GP:General Processor)へのワークロードは増大する一方です。ワークロードをメインフレームの処理リソース全体に効率的に分散することができれば、GPのキャパシティを解放し、成長に向けた新たなワークロードの追加やイノベーションの採用を、既存の仕組みを損なうことなく実現できます。

ビジネスの成長に伴う負担

COBOL アプリケーションは、ビジネスを支える中核そのものです。何百万ものトランザクションを処理し、最も重要なデータを扱い、24 時間体制で業務が滞りなく進むよう支えています。組織内で最も稼働率の高いアプリケーションと言えるでしょう。何日も、何週間もCOBOL バッチジョブはメインフレームのGP上で絶え間なく稼働し続けています。

COBOLバッチは業務に不可欠なワークロードである一方で、膨大な処理リソースを必要とします。ビジネスの成長に合わせてトランザクション量が増加すると、必要となるGPの処理能力も増加します。メインフレームの機能をより効率的に活用しなければ、IBM Zが本来備えている革新的な可能性を十分に活かすことはできません。アプリケーションの書き換えや他プラットフォームへの移行といった従来の解決策は、莫大なリスクと業務への重大な影響を伴います。この課題に対応する良い選択肢があります。

メインフレームの最適化:効率的なワークロード配置への道 

IBM Z の効率性とリソース活用を最大化できるスマートな選択肢があります。リスクの高い移行や時間のかかるアプリケーション書き換えは必要ありません。それが、メインフレームの最適化です。ワークロードの実行場所を最適化します。これにより、AIへの取り組み、高度な分析、最新アプリケーション開発といった革新的プロジェクトに活用できる貴重なキャパシティを今のまま捻出することができます。最新のコンパイラによりCOBOLワークロードをzIIP 対応の Javaコードにコンパイルすることで、高負荷のワークロードを戦略的に IBM zIIP プロセッサへ再配置します。JOPAZ はまさにこのプロセスをシームレスに実現するための仕組みを提供します。

JOPAZの仕組み

JOPAZ は、既存の COBOLコードをJAVA バイトコードへコンパイルします。このJAVAバイトコードはIBM zIIPのJava 仮想マシン(JVM)上で稼働します。このアプローチにより、従来はGPに集中していた高負荷のCOBOLバッチワークロードを zIIP へ再配置でき、メインフレーム全体の処理リソースに対するワークロード配置の最適化が可能になります。

本番環境で JOPAZ を利用しているお客様の測定結果では、GP上で稼働していた COBOL バッチワークロードを平均で 80%以上削減しています。必要な前提条件は、十分なzIIP プロセッサの空きキャパシティが確保されていることだけです。多くの IBM Z システムはすでに zIIP を搭載しているか、容易に追加できる構成になっています。

メインフレームの最適化がビジネスにもたらす価値

イノベーションのためのキャパシティを再生:zIIP を活用することで、GPの貴重なキャパシティを解放することが可能です。この解放されたキャパシティを活用することで、AIアプリケーション、高度な分析、最新アプリケーション開発など、ビジネスを前進させる新たなワークロードや取り組みに活用できるようになります。

リソース活用を最適化する: メインフレームの利用可能なプロセッサ(GP および zIIP)にワークロードを効率的に再配分することで、既存の IBM Z への投資価値を最大化し、将来の成長に向けた余力を生み出せます。さらに、この最適化は ビジネスへの影響ゼロで実現できます。COBOL アプリケーションへの変更は一切必要なく、開発者はこれまで通り慣れ親しんだ言語や開発ツールを使い続けられます。メインフレームが提供する信頼性・セキュリティ・パフォーマンスもそのまま維持され、学習コスト、再教育、運用変更も必要ありません。

有効に機能しているものはそのまま活かす: データを新しく未検証の環境へ移行するのではなく、信頼性が高く長年実績のある IBM Z メインフレームを引続き活用し、ミッションクリティカルなデータとアプリケーションは変更することなくそのまま維持できます。

メインフレームのように信頼できるパートナーとともに取り組む

メインフレームには、ビジネスの中でも最も重要なアプリケーションが稼働しています。だからこそ、その最適化を進めるパートナー選びが非常に重要になります。Software AG は、数十年にわたるメインフレームの専門知識と zIIP 技術に関する深い経験をもとに、ワークロード配置を最適化し、イノベーションのためのキャパシティを再生することを支援します。ミッションクリティカルなアプリケーションやデータは、これまで通り 安全で、実績があり、信頼性の高いメインフレーム上にそのまま維持できます。

メインフレームには、まだ活用しきれていない大きな可能性が眠っています。スマートなCOBOLワークロード分散によってメインフレームを最適化すると、ビジネスにどのような成果をもたらせるのか――その答えを確かめる準備はできていますか。JOPAZは、IBM Z への既存投資の価値を最大化し、AI・分析・最新のイノベーションのためのキャパシティを確保します。同時にCOBOLアプリケーションがビジネスにもたらしている価値を一切損なうことなく、それらすべてを守り続けることができます。


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