顧客事例

データ移行により数十億ドルの取引を実現


お客様のご紹介

この銀行はオーストラリアの大手銀行の1つで、専門知識・、データ・洞察力において業界をリードしています。 

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課題

  • 保険部門の80%を大手保険会社に売却するため、データ共有用にデータウェアハウスを構築が必要
  • Accentureの分析によると、カスタム抽出スクリプトを使用してデータを分離すると、取引完了が数年遅れる見込み
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成果

  • 11の異なるソースからデータウェアハウスを構築
  • 大規模なデータ移動を完了
  • 顧客データのセキュリティ要件を満たした
  • 顧客中心、顧客重視の向上
  • 軽量化と迅速化によりライセンス費用を節約
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ソリューション


数十年にわたるデータと数十億ドルの取引が危機に

この銀行は、オーストラリアとその地域にある大手銀行の1つです。その成功は、150年以上にわたる他の追随を許さない歴史と、顧客の資産運用を支援する際のデータ活用に関する知識の上に成り立っています。

同銀行は、中核的な銀行顧客の生活向上に向けたサービス提供に注力するため、生命保険事業の80%を、アジア太平洋地域の著名な生命保険会社に売却するという数十億ドル規模の取引に合意しました。しかし、売却の条件を満たすには、同銀行は生命保険会社に引き渡す業務の一部からデータを分離して移動する必要があり、これは、成功に導くには途方もない(不可能とも言われた)プロジェクトでした。

当初、同銀行は取引に関連するシステムごとにカスタム抽出スクリプトを作成し、データウェアハウスに必要なデータを解析しようとしていました。しかし、その策では取引完了が数年遅れると判断され、Accenture社に依頼してもソリューションは見つかりませんでした。

その後、同銀行は、望んでいる以上のすべてのことをCONNXで実現できることに気付きました。

「ショックは大きかったです。当初、銀行は、単一のソリューションが存在する可能性すらほとんど信じていませんでした。なぜなら、市場にあるCONNX以外の選択肢となるソリューションは、この問題を解決する能力を備えているとは言い難く、ましてや迅速に解決することなどできないからです」と、Software AGのプリンシパルプロダクトマネージャーであるDaniel Bierman氏は語っています。

CONNXは、ほぼ当初からその価値を証明しました。データ移行プロジェクトは、本番稼動を開始し、取引を失敗させることなく、完全な成功を収めました。Software AGの協力により、同銀行はセキュリティに妥協することなく低コストで迅速にデータ移行を実現できました。


データアクセス、移動、レプリケーション: 包括的なパッケージ

生命保険会社への売却要件を非常に複雑にした要因は、同銀行がアクセスする必要のある11のレガシーシステムの多様性、関連データの多さと複雑さ、変換のターゲットでした。

「銀行には、最長で35年前のシステムがあり、データ自体はそれより前にさかのぼるため、重大なセキュリティコンプライアンスと顧客データへの配慮を無視することはできませんでした」とBierman氏は語っています。

そのため、 VSAM、QSAM、Adabas、IMSから、Siebel、さらにはSUPRAまで、あらゆる既存システムに対してカスタム抽出スクリプトを作成するとなると、失敗は避けられないと思われました。

CONNXは、この窮地を救うソリューションとしてAccentureによって持ち込まれ、大成功を収めました。そのため、IBMがこのプロジェクトを引き継いだとき、同銀行は、データ移行プロジェクトをサポートし、将来の内部プロジェクトに対応できるデータウェアハウスを構築するために、CONNXの完全なライセンス購入を決定しました。

現在、CONNXは、ポリシー、クライアント、プロセス、アドバイザーの情報を含む40のシステムに対応しています。構造化データと非構造化データの両方を扱うため、CONNXはアクセスだけでなく、ターゲットのMicrosoft SQL ServerへのETL(抽出、変換、ロード)にも使用されています。

同銀行は、このようなソリューションが存在することに驚きましたが、CONNXによる抽出と実行時間のスピードにも圧倒されました。CONNXにより、必要な移行の一部は週末だけで完了することができました。


CONNXの利用はデータウェアハウスから、クラウドへ

売却条件の順守が確保されると、同銀行は、CONNXが最初のプロジェクトにとどまらない価値をもたらすことに気付きました。CONNXは、生命保険会社へのデータの分離と移行に不可欠なデータウェアハウスの構築に貢献しただけではありません。このソリューションを他の分野でも使用することで、新たな利益、新たなセキュリティ機能、新たなテクノロジーへの扉を開くことができます。

そのテクノロジーの1つがクラウドです。同銀行は、処理能力が問題にならないほど十分なオンプレミスのハードウェアを所有していますが、Snowflakeのようなクラウドベースのデータレイクが、データのアクセス性、冗長性、セキュリティの改善によって、将来を見据えたビジネスの確立にどのように貢献できるのかについて関心を持っています。

これは、外部とのより安全なデータ共有や、ファイアウォールの多層構造の改善につながる可能性があります。しかし、こうしたことが可能になったのはごく最近で、データ移行プロジェクトのために当初実装された基盤となるデータウェアハウスのおかげであり、CONNXの組み込みサポートがあったからです。

新しいテクノロジーを解き放つ。そして新たな利益を生み出す。このようにして、Software AGとCONNXは、同銀行が今後150年、そしてその先も繁栄し続けるために必要なものをすべて提供しています。

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