• 自動車メーカーがエンタープライズ管理 システムとしてARISを高く信頼
• サブスクリプション モデルの最新版ソフトウェアに切り替え
• Software AGと連携し、グループ全体への展開を準備

フォルクスワーゲン社は、テック企業への劇的な変革の真っ只中にあります。独ヴォルフスブルクに本社を置くこの自動車メーカーは、車両やソフトウェアから、デジタルも含めた幅広いサービスまでをワンストップで提供する企業を目指しています。そのためには、ダイナミックな市場環境に合わせていつでも最適なプロセスに変更できることが不可欠です。
ARISを導入することで、フォルクスワーゲン社は組織全体のプロセスを透明化し、評価し、部門間や会社間を超えて構成することができ、それによってDXをさらに加速させることができます。ARISはプロセスをマッピングするだけでなく、幅広いプロセス間の関係や相関関係を表示し、組織の業務効率の向上を支援します。フォルクスワーゲン社の多岐にわたる子会社や部門は、リアルタイムで分析できる共通のコアプロセスによって、さらに相乗効果を得ることができるようになります。
同社は、Software AGの戦略的なクライアントであり、20年以上にわたって成功裏にビジネス関係を築いてきました。フォルクスワーゲンはこれまで、一部の部門にこのソフトウェアを導入し、さまざまなアプリケーションを並行して使用していましたが、2022年の始めから、サブスクリプション モデルに切り替えました。「ARISは、フォルクスワーゲン社全体のビジネスプロセス管理の標準ツールとして使われており、プロセスドリブンのエンタープライズ管理システムとして、DXの中心的な役割を担っています。サブスクリプション モデルに切り替えたことで、我々のニーズにぴったり合ったライセンスモデルとなり、ブランド間でさらに効率的にプロセスを計画できるようになりました」と、Volkswagen AGのグループ組織開発部長であるKatharina Peterwerth氏は述べています。
多数のブランド、子会社、部門、そして67万人以上の従業員を抱えるフォルクスワーゲン社は、特にARISが提供する強力なバリアント管理の恩恵を受けており、ユーザインターフェースに至るまで、必要に応じてソフトウェアをカスタマイズすることが可能です。この機能によってARISは、企業環境の中で特に魅力的な存在となっています。AI機能が、バックグラウンドで分析やモデリングのためにすべての関連情報をまとめます。またARISは、プロセスマイニングという非常に革新的な技術も同時に提供しています。
「プロセスは業務効率化への道です。最高のパフォーマンスと最大の柔軟性を兼ね備えた当社ソリューションをフォルクスワーゲングループに提供できることを大変嬉しく、誇りに思います」と、SAG Deutschland GmbH（Software AGの完全子会社）の取締役会長兼ドイツ、オーストリア、スイスの営業担当シニアバイスプレジデントのトーマス・アルベルティは述べています。現在、Software AGのプロフェッショナルサービス部門は、フォルクスワーゲン社と協力して、ARISの全グループ展開の戦略を策定しています。フォルクスワーゲン社は、社内チームを使って、社内のARISユーザーへのサポートを提供する予定です。