Georgia-Pacific社:紙の節約だけではありません
紙の節約にとどまらない効果
お客様のご紹介
Georgia-Pacific ( ジョージア・パシフィック)社は、ティッシュ、包装、紙、パルプ、建築製品、関連化学薬品における世界有数のメーカーおよびマーケターであり、世界中に約 3 万 5,000 人の従業員を有しています。そして、米国カンザス州ウィチタに本社を置く民間企業である Koch Industries傘下 の独立経営/運営会社です。

課題
- 定期的にしか使用されない大型機器のレンタル費用の管理
- RMSファイルの価値を最大限に活用しながら、ChampsをPCで開けるようにする費用対効果の高い方法を見つけることで、レポート機能を向上させる

成果
- 実務管理の改善
- レガシーシステムの寿命延長により、移行への道を開く
- セキュリティを損なうことなく柔軟性と開発機能を向上
- 代替案の 10分の1 のコストでソリューションを実現

ソリューション
Georgia-Pacific 社は、レガシーシステムを活用しながら、ユーザへの迅速な対応を可能にするツールとして、メインフレームとデータ連携のために CONNX を使用しました。
発注してから 1 時間で習得しました。実のところ、CONNXを使用してここにあるほぼすべてのシステムでレポートを作成しました
Jerry LeBlanc 氏 | Georgia-Pacific 社 システムアナリスト
紙の節約にとどまらない効果
Georgia-Pacific 社のテクノロジは、SAP® と Microsoft® に移行するという企業プランに基づいて進行中です。ただし、同社は、古いシステムからより多くの情報を抽出するコスト効果の高い製品を使用して、現在のユーザニーズに対応し続ける方針です。同社の一部門である Port Hudson Operations の情報リソースマネージャである David Burns 氏は次のように語っています。「我々には経営するビジネスがあります。Georgia-Pacific では、ソフトウェアの決定は会社全体として行いますが、各部門は移行を念頭に置いて妥当な技術計画を立てる必要があります。Port Hudson Operations では、企業全体の将来を見据えた技術的方向性に対応しながら、現在の投資を最大化するソリューションでユーザのニーズに対応します」。
Georgia-Pacific 社の Communication Papers Division の一部門である Port Hudson Operations は、米国ルイジアナ州ザカリーに拠点を構え、年間 50 万トン以上のコピー用紙、ボンド紙、オフセット印刷紙を生産しており、そのほとんどは米国本土で販売されています。また、25 万トンの漂白済み市販パルプも生産しており、その大部分は世界中に輸出されています。現場での主な運用上の課題として、工場が定期的にしか使用しない大型機器のレンタル費用の管理があります。最近まで、レガシーシステムはそういった費用を効果的に管理するのに必要な、レンタルに関する情報を提供していませんでした。Port Hudson Operations は、RMS ファイルの価値を最大化し、PC に対して Champs を開放するコスト効果の高い方法を探しながら、レポート機能を改善する必要がありました。
現在のソリューションでは、当社が望んでいたプランは実現できませんでした」と Burns 氏は語っています。「たとえば、ある目的で機械をレンタルし、他の誰かがそれを別の目的で借りると、レンタル時間が延びます。レンタル会社が予定通りに機器を引き取りに来ず、それに気付かずに過剰請求されることもありました。当社は、このような事例を適切に管理するために、使いやすくコスト効果の高いソリューションを探して、早急に導入したいと考えていました。また、他のビジネス活動を管理するためのアプリケーションを迅速に構築する必要もあり、レガシーシステムへのインタフェースを提供するための迅速で効率的な方法も必要でした」。
レンタルの追跡に係わる問題に対処するために、システムアナリストである Jerry LeBlanc 氏が参加しました。「従来の購買システムには、請求書や発注書がレンタル品であるかどうかを識別できる既存のフィールドがありましたが、申込書を作成するときにユーザはそれを無視することができました。独自のレポートをユーザが作成できるようにするために便利な方法を提供するとともに、ユーザが各自の PC から当社の RMS ファイルにアクセス可能にする製品が必要でした」とLeBlanc氏は語っています。
そしてLeBlanc氏は、ODBCドライバである CONNXのことを知りました。同氏は次のように語っています。「それを注文して 1 時間で習得しました。検討した別の製品は、そのメーカーによると3~4か月のトレーニングが必要とのことでした。さらに、コストはCONNXの10倍でした。CONNXは、レガシーシステムを活用することが可能で、ユーザーに迅速な改善を提供する機能があります。それらの機能は開発用として、または利用可能なPCツールを使用するのに利用できます」。
LeBlanc 氏は CONNX を使用して、レンタル品、アカウント番号の追跡、発注書番号、さらにはダウンタイムに関して出来るだけ多くの項目をユーザが報告できるプログラムをすぐに作成しました。「彼らは CONNX を ODBC ドライバとして使用しています。Microsoft Access にアクセスし、[添付] をクリックすると、データがそこに表示されます」とLeBlanc氏は語っています。
レポート作成がはるかに簡単になっただけでなく、Port Hudson Operations では CONNX によって改善された追跡機能により、レンタルに関して年間 10 万~20 万ドルを削減できると見込んでいます。 CONNX makes possible.
CONNX は、最初の段階で非常に効果的であることが実証されたため、Port Hudson Operations は現在、他の領域でのレポート作成にも CONNX を使用しています。「私共は、紙管を平判に変える変換部門の機器のダウンタイムに関するレポートに CONNX を使用しています」と LeBlanc 氏は語っています。「従業員の作業報告書にも広く使用していますし、レガシーシステムから、会計士が必要とする作業指示書と買掛金分配に関するレポートを作成するのにも使用しています」。
「CONNX を使用することにより、プログラマーは簡単に発注書にアクセスしたり、セクション全体を簡単に削除したりできます。それを使う全社員にとって本当に役立つ製品です」。CONNX により、同社は在庫管理手順を大幅に変更できるようになりました。このことは、CONNX が Port Hudson Operations のその他の領域における改善もサポートできることを示しています。
「現在、当社は事後対応的にではなく積極的な管理を行っています。たとえば、よりタイムリーに情報を得られるおかげで、レンタルの超過時間を 2~3 日短縮しています。別のグループのためにレンタルを延長する場合は、そのグループに料金を請求します。このように管理を改善した結果、大幅なコスト削減が実現できました。また、CONNX の購入コストも高くないため、開発コストを大幅に削減できました。」と Burns 氏は語っています。